卒業式とはどのような式なのか
春は出会いと別れの季節と言われることが多いですが、3月になると卒業式が行われることが多いです。
卒業式は知っている人が多いかもしれませんが、「通っていた学校での学びを終えること」を指します。
小学校や中学校、高校、大学では、さまざまな科目の勉強をします。
学校は学年に分かれており、各学年で学ぶ内容が決まっています。
それぞれの学年で学ぶべきことを全て修了することを卒業といい、その学校への通学も終わりになります。
卒業式はその区切りとして行われる式なのです。
卒業式が行われないと、学び終えた実感が湧きにくく、気持ちの切り替えもしにくくなります。
また、学びを終えたお祝いとしての意味も込めて、卒業式は行われるのです。
卒業式では「卒業証書」という書類が渡されます。
そのため以前は「卒業証書授与式」という呼び方がされていましたが、この呼び方では長いという意見があり、卒業式と呼ばれるようになったのが由来です。
卒業式では、きちんとした格好をするのが基本
卒業式がどのような式か理解できても、どのような服装で参加すれば良いのかわからないこともあります。
卒業式は学校での学びを終えたというひとつの区切りのため、きちんとした服装で参加するのが一般的です。
学校で学んでいた人は制服を着て、保護者は正装をするのが基本です。
大学の場合は制服がないため、スーツを着て参加すると良いでしょう。
スーツの色に指定はなく、ブラック、ネイビー、グレーなどの色を選んでおくと良いでしょう。
また、スーツでなくても和装でも良いため、着物や紋付袴などで参加しても良いです。
ただし基本はスーツで参加する人が多いため、迷ったらスーツのほうが周りの雰囲気に馴染みやすいです。
卒業式が行われるタイミングは、学校によって異なる
卒業式は3月に行われるのが一般的ですが、何日に行われるかは学校によって異なります。
小学校や中学校、高校で日にちが違うため、通っている学校の予定を確認しましょう。
また、大学は比較的早めのタイミングで行われることもあるため、前もって早めにチェックしておくことが大切です。
大学生は必要な単位を取得すると、一人暮らしをやめて実家に帰る人もいます。
実家に帰ると卒業式に参加するのが大変になってしまうこともあるため、予定の調整を考えることも大切です。
卒業式は式を終えたあと、学校に通っていた同じ学年の人たちであらためてお祝いすることも多いです。
卒業を経験すると、自分がひと回り大きな人になった気持ちになるはずです。
卒業の思い出を、ぜひ大切にしましょう。
ただ、今後も学びは続き、人生は常に学び続ける必要があるとも言えます。
卒業ではプレゼントを贈ることが多いため、上のページも読んでみてください。