お歳暮を贈る相手とは
お歳暮はその年にお世話になった人に贈るものですから、贈る相手は人それぞれでしょう。
一般的には会社の上司、取引先、両親、習い事の先生等が考えられます。
それでも、人によって考え方が違いますから、会社内でお歳暮のやりとりをしないという会社もあるようです。
また、両親へのお歳暮はそれぞれの家庭の考え方にもよります。
両親から「いらない。」と言われて渡していないという人、夫の両親には渡すけれども妻方の両親は「いらない。」と言われたので渡していないという家庭もあるようです。
上司、取引先へのお歳暮の注意点
上司や取引先といったビジネスシーンでのお歳暮の注意点ですが、まず上司の場合は日頃からのコミュニケーションで嗜好や家族構成をチェックし、好みに合いそうな物を渡します。
たとえば、子供のいる上司ならば、子どもが喜びそうなスイーツ、ワイン好きな上司ならばワインといった感じです。
取引先の会社の場合は、お茶の時間に皆で食べられるような小分けされたお菓子が良いでしょう。
その際、その会社の従業員の年齢層を考え、年配の人が多いならば和菓子、若い人が多いのであれば洋菓子とすると喜ばれます。
両親に渡す場合、気をつけること
両親にお歳暮を渡す場合も、両親の好みにあったものを渡すと良いでしょう。
たとえば、お酒好きの父親、お酒は飲めない母親といった家庭であれば、お酒のおつまみになりそうなハムやローストビーフといった肉加工品等がおすすめです。
年始の料理の一つとしてお客様にふるまうこともできますから、喜ばれます。
その際、孫からの手紙などを添えるとさらに喜ばれるでしょう。
金額の相場は?
金額は上司の場合、3000円~5000円が一般的ですが、特にお世話になった上司であれば。5000円以上でも良いでしょう。
取り引先の会社の場合も3000円~5000円が目安です。
両親の場合は5000円くらいの物を渡すという人が多いでしょう。
ご自身の両親であれば、特に金額は気にしなくても相手方の両親に対しては金額が気になるものです。