お中元を贈る相手に決まりはない
お中元を贈る相手というと、迷うものです。
何か決まりがあればよいのですが、残念ながらそのような決まりはありません。
ですから、人それぞれの考え方により、贈ったり贈らなかったりするものと言えます。
世の中にはお中元を贈った事がないという人も意外といるものです。
一般的には日頃、お世話になっている人
一般的にお中元を贈る相手は日頃、お世話になっている人です。
具体的に挙げてみますと、両親、親戚、会社の上司、仲人、恩師の先生、習い事の先生といったところでしょう。
ただし、会社の場合はその会社によってはお中元を贈らないという決まりがある場合もありますので、確認した方が良いです。
特にそのような決まりがなくても、お中元等のやりとりはしないという風潮の会社もありますから、周囲の状況に従いましょう。
両親に贈るかどうかはその家庭にもよる
両親にお中元を贈るかどうかというのは、その家庭にもよります。
中には両親から直接「いらない。」と言われるというケースも多い様です。
そのような場合、父の日、母の日に感謝を込めてプレゼントを贈っているという人もいます。
また、夫婦それぞれで夫方の両親には贈るけれど、妻方の両親は「いらない。」と言われたから贈らないという家庭もあるようです。
親戚に贈るかどうかも人それぞれ
親戚に贈るかどうかというのも、人それぞれの感覚やその家庭の風潮、付きあいの仕方にもよるようです。
たとえば、親戚が農家で毎年、農作物をお中元として贈ってくれるので、お返しで贈っているという家庭もあるでしょう。
また、自営業で店を経営しているため、宣伝がてら店の商品を親戚にお中元として贈るという場合も考えられます。
いずれにしましても、決まりはありませんから、その家庭の感覚で構わないのです。
たとえ、親戚同士でお中元のやりとりがないと言っても、感謝をしていないというわけではないでしょう。
お正月の集まりで子どもたちにお年玉を渡したり、お年賀を渡し合ったり等それそれの交流があるという場合もあります。
その家庭それぞれの感謝の表し方で良いのです。