結婚式の贈り物にはタブーなものがある
言うまでもないことですが、結婚式とはおめでたいものですから、心を込めてお祝いしてあげたいものです。
しかし、だからこそ守らなくてはならない贈り物の決まりがあります。
贈り物についてですが、贈ってはいけないタブーな物があるのをご存知でしょうか。
こういったことは知っているようで知らないような豆知識になりますが、いざというときに恥をかかないようにここで押さえておくと良いかもしれません。
悪気がなく、相手に喜んでもらえるかと思って用意したものがタブーの物であれば、誤解を生んでしまうでしょう。
そうなりますと、今まで育んできた良い関係を壊すようになることもありますので、注意した方が良いです。
どんな品物がタブーか
まずは「縁を切る」という余り良くない言葉がありますので、「切る」ということが連想されるものがタブーとされています。
具体的に挙げますと、ハサミやナイフでしょう。
但し、ハサミと言いますとキッチンばさみ、ナイフも果物ナイフ等、キッチンで便利なものもありますから、それがほしいという相手からの希望があれば、特に気にすることなく贈っても良いのです。
また、消えてなくなるというものも余り良くないと言われています。
食べ物や洗剤等が考えられますが、これも相手が望めば気にせずに贈ってあげてよいでしょう。
たとえば、新郎新婦と友人で贈る側の人がケーキやさんだとしたら、「あなたの作るケーキがほしい。」とリクエストされる場合もあるかもしれません。
その際は心を込めて作ってあげると良いでしょうし、オリジナルのキャンドルを添える等、残るものを一緒に渡すというのも良い方法です。
また、贈る側が農家であったら、友人である新郎新婦から「あなたの育てた野菜や果物がほしい。」というリクエストがあるかもしれません。
そしたら、今後も使えるようなすてきなバスケットに入れて、野菜や果物を贈るというのも心がこもっていますし、オリジナリティーにあふれて良いでしょう。
また、気をつけたいのはメッセージカードです。
心のこもったオリジナルのメッセージは、相手の心に届くものでしょうが、時として新郎新婦を傷つけることになる場合もあります。
たとえば、「ご結婚おめでとうございます。〇〇さんはおとなしいタイプの女性とご縁がありますね。お幸せになってくださいね。」などという言葉ですと、なんとなく新郎の過去の女性の影が見えてしまうでしょう。
自分がそのつもりがなくても、相手にとって不快にならないようにするには過去を連想させるようなことは書かないことが大事です。