プレゼントの種類
敬老の日が始まったのは、1947年9月15日のことだと言われています。
兵庫県多可郡にある野間谷村(現在の多可町八千代区)で、当時の村長が年寄りを大切にして彼らの知恵によってまちづくりをしようと思い立ち、敬老会を開催しました。
9月15日が選ばれたのはちょうど農閑期にあたるためで、以降1985年には八千代コミュニティプラザの脇に「敬老の日提唱の地」の石碑が、さらに2004年には八千代ライオンズクラブ結成40周年を記念して「敬老の日発祥の町」のモニュメントが建立されました。
毎年9月15日に定められていた敬老の日は、2003年から9月の第3月曜日に変更されています。
敬老の日には、日頃お世話になっているおじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントをするのが習慣になっています。
プレゼントの内容としては、ワイングラスやお菓子、湯呑み、宿泊券などが一般的です。
これまで自分たちを大切に育ててくれた感謝の意を表明するために、オリジナルポエムをプリントした色紙をプレゼントする人たちも増えてきています。
そしてもう一つ、敬老の日のプレゼントとして喜ばれているのが「記念日の新聞」です。
記念日の新聞
おじいちゃんやおばあちゃんの誕生日や結婚記念日の新聞をプレゼントできるサービスがあり、人気を呼んでいます。
記念日の新聞プレゼントサービスを行っているのは「読売プラス」で、生まれた日など特定の年月日を選んで取り寄せをすることができます。
「メモリーパウチ」と呼ばれるこのサービスでは、明治7年11月2日の読売新聞創刊号から現在までの日にちを選択することができますので、昭和生まれのおじいちゃんやおばあちゃんの新聞ももちろん取り寄せることができます。
希望する日付の読売新聞はラミネート加工の施された両面印刷になっており、名前も入れることができますので、一生の記念になることは間違いありません。
お値段の方は朝刊一面のA4サイズが660円、B4サイズが770円、A3サイズが880円となっています。
夕刊や県版などのページのメモリーパウチが欲しい場合には、1枚につき別途220円で取り寄せをすることができます。
メモリーパウチにルーペがついたセットも販売されていますので、「細かい活字が読みにくくなった」というお年寄りでも難なく新聞を読むことができます。
ルーペ付きのお値段はA3サイズで1100円、これとは別に送料として660円(北海道・四国・九州は1045円)かかります。
注文が混み合う時期になると、注文してからメモリーパウチ紙が手元に届くまでに2週間以上かかることもありますので、十分にゆとりを持って注文しておくことをおすすめします。