敬老の日

敬老の日とはどんな日なのか

敬老の日は以前から日本にある、「お年寄りに感謝の気持ちを伝える日」です。
日本にはさまざまな年代の人がいますが、高齢者の方は多いです。
年齢を重ねた人はさまざまな経験をしてきており、そこから若い人が学べることはたくさんあります。
また、若い世代の人たちは、大先輩であるお年寄りの方々の頑張りがあるからこそ、今の豊かな生活ができているとも言えます。

昔の日本は戦争があり、1日3食を食べることも難しい時代がありました。
当時に比べると現代は格段に平和な国となっており、これまで長く生きてこられた方には感謝してもしきれないくらいなのです。

また、特にお世話になっている人として、一緒に生活しているおじいちゃんやおばあちゃんがいます。
もちろん今の生活は直接的に関わりがない方の尽力による面もありますが、おじいちゃんおばあちゃんが小さな頃に面倒を見てくれたおかげでもあるのです。
敬老の日はこうした高齢者の方に、お礼の気持を伝える日なのです。

敬老の日の歴史を紹介

敬老の日の歴史には2つの説があり、「聖徳太子が関係している説」と「養老の滝が関係している説」があります。
聖徳太子が制定した「四箇院の制」というものがあり、四箇院は今の時代で言うところの高齢者施設のような役割を果たしていました。
非田院という施設が作られたのが9月15日で、これが今の敬老の日となっています。

もうひとつの養老の滝の歴史については、元正天皇という方が美濃国へ旅立ったのが9月中旬と言われており、これにちなんで敬老の日が制定されました。
敬老の日が作られたのは1947年です。
もともとは「年寄りの日」と言われていましたが、この呼び方に批判が起こり、名称を改めることになりました。

そこからすぐに敬老の日になったわけではなく、ここから「老人の日」という呼び方になりました。
ただ、子供の日や成人の日は子供や成人になった人をお祝いする日なのに対して、「高齢者を祝い、敬う日はない」という意見がありました。
そこで「老人の日を敬老の日にしよう」という意見が交わされるようになり、2000年に入ってもその議論は繰り返されました。
そして2003年に、現在の「敬老の日」が制定されたのです。

歴史と由来を知り、敬老の日をお祝いしよう

以上のように敬老の日には、深い歴史と由来があるのです。
こうしたことを知ると、単に敬老の日が高齢者の方を敬う日というだけでなく、しっかりと気持ちを込めて感謝を伝えられるようになります。
こうした姿勢はお世話になっているおじいちゃんやおばあちゃんに伝わるため、ぜひここで紹介した内容を心に留めてみてください。
きっと敬老の日が、より良い日になるはずです。

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