父の日にも花を贈ろう

黄色いバラを父の日に贈る

母の日の花といったら、カーネーションです。
では、父の日の花というと何でしょうか。

実は父の日の花は黄色いバラなのです。
これは案外と知られていないことかもしれません。
なぜならば、日本では父の日にお花をと考えると、黄色いバラを思い浮かべる人は案外と少ないからです。

黄色いバラの由来

黄色いバラの由来は父の日成立に遡ります。
父の日は1909年、アメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッドが男手ひとつで自分を育ててくれた父親の墓に白いバラを供えたのが始まりです。
ドッドは父の誕生月が6月だったので、牧師さんに頼んで毎年6月に礼拝をしてもらいました。

そのようないきさつから、最初の父の日は存命の父には赤いバラ、墓前には白いバラとなっていましたが、日本では1981年から黄色いバラを贈るということになります。
といいますのも、日本ファーザーズデイ委員会が1981年に父の日黄色いリボンキャンペーンを行ったことが影響した様です。
このキャンペーンは家族の愛情や尊敬を表す色を黄色にしましたので、それがそのまま父の日の黄色のバラへとつながりました。

父の日に贈る花は黄色のバラ以外にもある

父の日に贈る花の定番はやはり、バラで上記の理由から黄色いバラを贈るという人は多い様です。
また、黄色いバラを中心にした綺麗なアレンジメントも人気があります。

その他にひまわりを贈るというのも良いでしょう。
ひまわりの花言葉は「憧れ」「敬慕」ですから、父の日にふさわしいですし、その可愛らしく親しみやすい姿から華美なバラよりもなじみやすいと思う人も多いかもしれません。
ひまわりの鉢植えやひまわりを中心にしたアレンジメントも人気があります。

また、ガーベラも可愛らしく可憐で人気が高い花です。
因みに黄色のガーベラの花言葉は「親しみやすさ」で、他の花よりも安価なのもうれしいところ。
いずれにしましても、お父様への敬意を表せれば、どんな花でも喜んでくれるでしょう。