タブーな贈り物

履物

贈ってはいけないものがある

お中元は日頃、お世話になっている人に感謝の気持で贈るものです。
どんなものが良いかという決まりはなく、喜ばれそうなものや相手の好みのものを贈るようにしているという人が多いでしょう。

どんなものを贈るかというのがお中元のポイントになりますが、中には贈ってはいけないとされている物があるのです。
それがどのような物かわからなければ、恥をかくことになりますので、ここできちんとどのような品物を贈ってはいけないのか考えてみましょう。

どんなものを贈ってはいけないのか

では、具体的にどんなものを贈らない方が良いのか、挙げてみます。
お中元の品で悩んでいる人、マナーを守って贈りたいと思っている人には良い参考になるでしょう。

まずは「下着、肌着、靴下」です。
こういったものは貧乏人への施しものとして、解釈をしてしまう場合があるので、やめておいた方が良いです。
>>お中元でご法度な贈り物といったらなに? – 肌着や履き物(スリ… – Yahoo!知恵袋

次は、「刃物や尖った鋭利のもの」もタブーになります。
こちらは「縁を切る」という言葉を連想させるからでしょう。
ここで気をつけたいのは「筆記用具」もタブーとみなす場合があることです。
人によっては「筆記用具」を鋭利のものとして解釈しますから、贈るのには良くないでしょう。

そして意外ですが、「ハンカチ」です。
「ハンカチ」は「手巾」と書く場合がありますが、これが「手切れ」と読める場合があるからです。
特に昔からの慣習に詳しい人や年配の人は気にする傾向にあります。

また、「櫛」もハンカチと並んでタブーです。
なぜならば、クシ=苦死と解釈できるからということ。
「苦」も「死」も縁起が良くないものなので贈り喪には良くないということでしょう。

そして、「靴、サンダル」等も踏みつけるということが連想されるので、良くないと言われています。
昔、戦国武装が草履で相手を煽ったという言い伝えもありますので、そこから言われているのかもしれません。
お中元の時に流行のクロックスを贈りたいという人はこのような理由からやめておいた方が良いでしょう。