結婚のお祝いを贈るのにはタイミングがある
おめでたい結婚式ですから、常識的なタイミングでお祝いを贈りたいものです。
そのタイミングですが、なかなか難しいもので、注意したいことがあります。
まずは、婚約したからといって急いでお祝いを用意することは避けた方が良いということを覚えておくと良いでしょう。
といいますのも、余り考えたくないことですが、婚約破棄ということもありますし、招待状を頂く前に渡すと招待を促しているように思われるかもしれません。
結婚式に参列する場合のお祝いを贈るタイミング
結婚式に参列する場合にお祝いを贈るのは、一般的には挙式の1～2ヶ月前に届く招待状を受け取ってからにした方が良いです。
相手が忙しくなることを見込んで、挙式の1週間前までには相手に届くようにしましょう。
正式な贈り方は挙式の1～2ヶ月前の吉日ですが、最近はそこまでのこだわりはないので、相手の都合の良い時に届くように配慮するので十分です。
何らかの事情で、お祝いの品を贈れなかったら、当日に目録を渡し、後日新居に届くようにすれば、失礼ではありません。
荷物になる可能性があるので、当日お祝いの品を渡すのは避けた方が良いです。
招待状をもらったけれども参列出来ない場合
この場合は、挙式に出席する場合と同じで挙式の1ヶ月前です。
その際、気をつけたいのは招待のお礼と参列できないことのお詫びを送るのであれば、カードなどに書き添えること。
手渡しでしたら、言葉で良いのでかならず上記のことを伝えるようにしましょう。
ここで大事なのは、結婚を祝う気持ちと招待を受けられない残念な気持ちをきちんと相手に伝えることです。
招待されていない場合の贈り物のタイミングは？
披露宴に招待されずに二次会等のパーティーのみ参加の場合は、招待状発送時期である挙式の2ヶ月前は避けましょう。
招待を催促しているように思われてしまう可能性があるからです。
そのように考えますと、適切な時期は、挙式の1ヶ月前から1週間前。
人数の都合等、様々なやむを得ない事情で招待されないということは多々ありますので、招待されないことに劣等感を持たず、気持よくお祝いしてあげると相手も喜んでくれます。
後で結婚を知った場合に贈り物を渡すには
こういった場合はなるべく早く、贈り物を渡すと良いでしょう。
入籍だけという場合は新居への引越しを終えたころで渡す、新婚旅行の日程を避けて渡すなどの配慮が必要です。
もしも、何かの都合で結婚を知るのが遅れたというのであれば、その旨を言葉で伝えるか、カードにお詫びの言葉を添えて渡すと良いでしょう。
せっかくのおめでたい結婚式ですから、相手が不快な思いをしないように配慮して渡すようにしてください。